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製品ロスを基材に採用 アップサイクルで梱包用テープに

(画像は公式サイトより引用)

日東電工CSシステムは、Nittoグループの一部光学関連製品の製造時のロスを梱包用テープとしてアップサイクルした。8月4日からテスト販売を開始している。
「ダンプロン アップサイクルテープ」は、粘着技術・テープ化技術を活用し、同グループの一部の製品ロスを基材に採用し、開発した段ボール梱包用テープ。構成は、ゴム系粘着剤、PET(アップサイクル)。また、環境配慮製品であることの表示としてバイオマスインキを使用した印刷も施している。
同社のOPPテープ製品と比較して、輸送や製造の工程をカットでき、PETフィルムの生産・調達に必要なエネルギーの大幅削減を実現している。今度CO²排出削減や資源循環に貢献できる多彩な製品開発に注力していく考えを示した。

包装タイムス2022年9月5日引用