リサイクルグッズを展開 回収したPEWボトルを活用
(画像はニュースサイトより引用)
オリエンタルランドは2021年から「地球にやさしく、人にやさしい」をテーマにリサイクルグッズを展開している。東京ディズニーリゾート内では7月21日にグッズ展開の第1弾として、リサイクルしたPETボトルを原料の一部として使用したテーブルウェアを販売している。11月20日からはふた付きマグカップとボウルを発売した。
テーブルウェアは、パーク内で回収したPETボトルを圧縮してリサイクル工場に輸送。粒状にしたものを溶かし成型して最後にキャラクターのプリントを施している。デザインのふきだしの「!」は、「地球にやさしく、人にやさしいとは?」という“気づき”のきっかけ、指を差しているのは「これからもずっとたくさんのハピネスを届けられる未来」という意味がこめられている。ふた付きマグカップとボウルは、アイボリーカラーでやわらかい印象を表現している。
そのほか、コーヒーの豆かすから抽出した染料を使ったバッグやエプロン、従業員の制服をリサイクルしたリュックサックとアウターなども販売する。商品には、ラベルをイメージしたデザインのタグがついており、使用されている原料が分かる用チェックボックスが描かれている。
同社は、東京ディズニーリゾートで回収された廃棄物に細かい分別基準を定めリサイクルを行っている。これまでストローやカップ、商品梱包に使用する緩衝材をプラスチック製から紙製に変更した。
これらの取り組みを通して、資源の有効活用について考えるきっかけとし、できることからはじめるという思いを持って「地球にやさしく、人にやさしい」をテーマに掲げていくとしている。
包装タイムス2022年11月14日引用