3R推進団体連絡会2025年度目標を策定【容器包装3R自主行動計画】
包装タイムス2021年5月17日引用
容器包装の3Rを推進する3R推進団体連絡会(秋野卓也幹事長)は「容器包装3Rのための自主行動計画2025」を策定した。
主にリデュースとリサイクルの2025年度数値目標を設定するとともに、消費者、NPOなどの主体間連携のための行動計画を定めた。
同会はガラスびん・PETボトル・紙製容器・プラ容器・スチール缶・アルミ缶・飲料用紙容器・段ボールの3Rを推進する8団体で構成。
自主行動計画の進捗状況は毎年度公表しており、内容や目標の見直しは5年ごとに行っている。
自主行動計画2025は、第4次自主行動計画として21年度から25年度までの5年間を期間とする。
数値目標の基準は04年度している。
リデュースについて、アルミ缶、紙製容器包装、プラスチック容器包装の3素材で目標数値の上方修正を行い、このほかの素材は20年度目標以上を目指す。
容器包装の機能確保を前提に軽量化や薄肉化、コンパクト化などによる最適化を図る。
リサイクルはアルミ缶のみ目標数値を2%上昇させ、このほかの素材は20年度目標を同じ数値に設定し、安定維持を目標とする。
なお、プラスチック容器包装はリサイクル率算出方法の見直しを行った。
従来は「排出見込み量」を分母に設定し算出していたが、今年度から「市町村の分別回収量と自主的回収量の合算値」とする。
従来の算出方式による目標値も併記する。