（画像は公式サイトより引用）

生活クラブ事業連合は、自然災害に備えた防災用飲料水のPETボトルのラベルをなくした。2024年4月の注文分からラベルレスに対応し、環境負荷低減に貢献している。これにより、年間5.4ｔのプラスチック削減を見込んでいる。

生活クラブは、これまでもプラスチック削減のため、冷凍総菜のプラスチックトレー廃止や、外装に再生プラスチックを使用するなどの取り組みを進めている。今回、組合員からラベルレス化の要望を受け、ラベルレス化を実現した。従来ラベルに記載されていた賞味期限などの情報は、キャップや梱包用の段ボールの記載されている。今回の規格変更に伴い、2ℓ×6本を769円から747円に、500㎖×24本を2039円から1993円に値下げした。生活クラブでは、容器包装ごみを減らすことで環境負荷を軽減し、資源を循環できる社会を目指すという。

（包装タイムス2024年5月20日より引用）