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特集記事

”物流問題”にも寄与した内袋

(画像は公式サイトより引用)

ベルグリーンワイズが現在、展開する「オーラパック大袋キャンペーン2023」が好評だ。段ボールやコンテナなどの内袋として、青果物の鮮度を長持ちさせる「オーラパック大袋」を使うことで作業性、コストメリットなどを総合的に評価する声が寄せられている。「2024年4月からの制度改正に伴う荷物の保管期間の延長、輸送リードタイムの延長など“物流2024年問題”にも寄与する」として、青果物の輸送時間延長による鮮度劣化への対策、青果物を新鮮な状態で消費者に供給できるといったことが好評を得ているもよう。

同社は野菜袋など鮮度保持用包材を中心に各種軟包材の生産と販売を行っている。とりわけ高鮮度保持袋「オーラパック」は独自技術の「水分市活性機能」で、青果内に保有する水分を活性化させ収穫後の組織損傷にによる鮮度劣化を防ぐことで鮮度を保つ。

また、細胞組織に水分子が分散、含水を促し「蒸散抑制効果」を生み袋内部に水滴がつきにくくなり、水滴が触れた箇所から野菜が傷むことを防ぐなど、ほかの素材にはない特性が評価され実績を伸ばしている。

これら機能面を生かし、出荷・流通時はもちろん輸出・一時保管に最適な「オーラパック大袋」が高く評価されている。コンテナや段ボールケースの内袋に同製品を使うことで輸送時の鮮度劣化を防ぐ。例えば、野菜を収穫しパックセンターや店頭まで並ぶまでや、出荷するまで野菜を一時的に保管したいときなどに最適としている。

すでに全国各地の生産者、市場関係者、卸売業者などに広く周知されており、品種もブロッコリー、きゅうり、にんじん、なす、ベビーリーフ、とうもろこし、パクチー、わさびなどで採用がある。

 

(包装タイムス2023年12月4日より引用)

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