
物流向け自動包装機を発売
(画像は公式サイトより引用)
伊藤忠紙パルプは、EC・通販などの梱包作業に適した自動包装機「Luminnova」の販売を開始したと発表した。人手不足への対応、作業効率化、環境負荷の低減などが求められる物流現場に向け、省人・省人化や生産性向上を可能にする同包装機と、自社開発の紙包材との組み合わせで提案する。
同機は、主に小~中サイズ商品をまとめて袋内部の全商品をまとめて袋内に送り込み、ラベル貼付とエンドシールを完了する。
バケットとプッシャーが交互に動く間欠式で、商品を袋の先端までしっかりと押し込んで封緘するため確実な梱包シールを実現。また1包ごとに商品を投入するバケット構造は、荷崩れのリスクを抑えつつ、単品・複数商品いずれの梱包にも柔軟に対応できる。
処理能力は毎時360~450袋と、一般的な手作業と比べて2~3倍の効率化が可能。また、商品の寸法を読み取ってジャストサイズでの製袋と封緘を行うため、包材の使用を縮小やコスト削減といった効果も見込める。
対応する包材はクラフト紙、エンボス複層紙といった同社開発の紙素材のほか、水濡れや湿気への配慮が求められる商品にはプラスチックフィルムも選択できるマルチマテリアル仕様。用途や製品特性に応じて包材を選択できるため幅広い用途で利用できる。
本体は幅1430×奥行き2000×高さ120㎜。梱包可能寸法は、最大高さ120㎜、最大幅200㎜。梱包対象は、アパレル、本・CD・DVD、コスメ・日用品、食品・サプリ、ステーショナリー、小型デバイスなど。
(包装タイムス2025年7月28日より引用)