段ボールハンガーはGD賞
(画像は公式サイトより引用)
アルサが運営する自然派クリーニング「Solaioro Cleaning Factory」(そらいろクリーニングファクトリー)と、大国段ボール工業が共同開発した段ボール製ハンガーは、2023年のグッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)を受賞した。クリーニング用のワイシャツ包装機で使用できる業務用ハンガーで、店舗への導入を開始しており、これは業界初の試みだという。
全てのサービスをサステナブルにしたいとの思いから、福岡県リサイクル総合事業化センターの仲介で、異業種の共同開発がスタート。二つの部位を組み合わせることで耐荷重性や再利用性、コスト効率を追求して完成させた。(特許取得済み)従来品にない特徴として、ボディー部分に顧客向けキャンペーン案内などに使えるコミュニケーションスペースも設けている。
アルサは今後、グループ会社の商社などを通して全国販売を計画している。なお、同製品は22年の第24回福岡デザインアワード(福岡県産業デザイン協議会主催)でも銀賞に輝いた。
(包装タイムス2023年10月9日より引用)