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地域でプラ資源を循環

(画像は公式サイトより引用)

エフピコは、スーパーマーケットを起点としたリサイクルの取り組み「ストアtoストア」の輪を広げている。地域に根付いた小売店と協業し、プラスチック素材を循環する社会を目指す。

同社はこのほど、埼玉県を中心に1都6県にスーパーマーケット事業を展開するヤオコーとの協業を開始したと発表した。回収された使用済み食品トレーを新たな食品トレーに再生する「トレーtoトレー」と、使用済みPETボトルを回収して新たな透明容器に再生する「ボトルto透明容器」の水平リサイクルを促進していく。

一方、和歌山など1府7県に店舗を展開するスーパーマーケットのオークワとの協業も開始した。食品トレーを店舗で回収し、再生食品トレー「エコトレー」や再生透明容器「エコAPET」として再び店舗で使用する。

同社は1990年にトレーtoトレーを、2012年にボトルto透明容器を開始し、取り組みを続けてきた。6ヶ所で始まった回収拠点は今年6月末時点で1万900拠点を超え、拡大を続けている。

今後もストアtoストアの取組みやエコ製品の販売を推進し、サプライチェーン全体のCo2排出削減に貢献したいとしている。

 

(包装タイムス2024年9月16日より引用)

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