個包装に再生樹脂を採用
(画像は公式サイトより引用)
石屋製菓とTOPPANは、石屋製菓におけるCo2削減をはじめ、環境に配慮した製造工程の構築に向けて協業を開始した。第一弾として石屋製菓の「白い恋人」の個包装に両社で企画、開発した再生樹脂を使用したフィルムを採用し、順次切り替えている。
これにより、従来比でバージンプラスチックを年間約40t削減する見込みだ。また、インクの一部には植物由来原料を使用。同商品のパッケージはすでに、森林認証紙を使用した化粧箱、バイオマス素材を主原料としたトレー、紙素材のシールを採用している。TOPPANは今後、今回開発したフィルムを石屋製菓以外のさまざまな業界に向けて提供を進め、持続可能な社会の実現に貢献していくという。
石屋製菓は「しあわせをつくるお菓子」という理念のもと「100年先も、北海道に愛される会社へ」という長期ビジョンを掲げ、環境貢献活動を推進している。
両社は本協業に基づく取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に向けて、環境配慮型の製造工程の構築を進める。今後、石屋製菓は「安心・安全」「コンプライアンス」「環境」「スポーツ振興」「地域社会」「雇用・労働環境」をテーマに北海道の発展に貢献していくという。TOPPANは包装資材を含めた包装工程全体の最適化を提案することで、持続可能な社会の実現に貢献する。
(包装タイムス2024年2月12日より引用)