ボトル型容器を訴求
(画像は公式サイトより引用)
立花容器は、市販のPETボトルと同じサイズの容器「スマートボトル」の拡販を推し進めている。アイデア次第で、中身も用途も自由に使用できることから、昨今の自動販売機ブームなどで採用が増えつつある。
同製品は一般的な350mlのPETボトルと同じサイズ形状の容器。通常のボトルであれば、飲み口の部分のみキャップされているが、スマートボトルは同部分にスクリューが形成されており、広口になるのが特長だ。液体以外のあらゆる形状の中身を充填・封入することができる。使用後は、捨てずに再利用も可能である。
また、開発は同社のグループ会社、東北タチバナが担当した。キャップの色は5色とオリジナルカラーに対応し、アイキャッチ性や逆回転防止といったプラ容器メーカーならではの提案を盛り込んでいる。
近年、非対面販売、24時間販売のツールとして見直されている自動販売機での活用が主に見込まれる。汎用的なボトルサイズであるため、既存の自動販売機での使用が可能だ。
立花容器の開発担当は「人流が戻ってきたことで、贈答・土産関連の容器の需要も上向きつつある。スマートボトルも自動販売機以外に土産や景品、レジャー用など、アイデア次第で中身を入れられるので、あらゆる分野に広めていきたい」としている。
包装タイムス2023年1月30日引用