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トップシール用フィルム開発 ~2色・赤色サーマル印刷が可能~

(画像は公式サイトより引用)

大阪シーリング印刷はトップシール用フィルム「2色発色のトップシールサーマル」の開発に成功したと発表した。

2色発色のトップシールサーマルは、黒と赤の2色のサーマルインキを2部分塗工したトップシールサーマルで、資材削減において、三つの大きな特長を備える。

まずは赤色印刷字だ。この赤色に印字できるので、視認性が高まり、販促物(POPシール)が不要になるところが一つ目。二つ目は容器の天面にトップシールすることで、嵌合蓋不要になるので、プラスチック削減にも貢献する。三つ目の特長は、サーマル印字ができるので、印字用のリボンが不要になる。

また、同社がこれまでに、シール製造で培った技術により、部分塗工を工夫可能にし、サーマル塗工しない箇所は透明性を生かし、中身の視覚訴求が可能になる。

今回発表の2色発色のトップシールサーマルは、包装資材の使用量を減らすことによる環境配慮、コストダウン、併せて販促物のPOPシール貼りが不要になることで流通加工の省人化になる。さらに中身(食品など)によってはガス置換しながら充填することも可能になり、消費期限の延長、フードロスの削減に貢献することも想定して開発。主に食品メーカーに提案していく。

 

(包装タイムス2023年12月11日より引用)

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