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「次世代容器包装」を採用

(画像は公式サイトより引用)

サッポロビールは次世代容器包装「ecoフレンドリー」シリーズの「改良型6缶パック」と「エコハット」を採用した「サッポロ生ビール黒ラベルエコパック」をスーパーマーケット「ライフ」首都圏店舗でテスト販売を開始している。

店舗でのテスト販売で消費者の購入意欲や安全性、使用率、店舗での取り扱い性を検証し、改良を進めながら同資材の本格採用を目指す。

2月に発表した同シリーズ第1弾の改良型6缶パックは、缶の蓋を固定させる技術を採用し、ホールド性を付与した。これにより、安全性を維持しつつ従来の6缶パック資材(350ml)と比較して天面と側面の幅を減らし、紙使用量を約19.6%削減した。ビール類の350ml、600mlの6缶パック資材に採用すれば年間約990tの紙を削減でき、資材構造で発生するCO2は約600tの削減が見込めるという。

3月に発売した同シリーズ第2弾のエコハットは、缶上部での固定を可能にし、紙使用量を約68%削減した包装資材だ。缶を上部で固定したことで缶胴部のデザインを生かせる。ビール類の350ml、600mlの6缶パックに採用すれば年間約3450tの紙を削減でき、製造で発生するCO2は約1450tの削減が見込めるという。

同社は今後、同シリーズ第3弾以降の展開を予定しており、環境配慮型の容器開発を推進していくとしていた。

 

包装タイムス2023年2月6日引用

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