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特集記事

植物由来の新不織布素材

王子キノクロス
立体成形でプラ容器の代替も
生分解性で風合いも特徴的な「キナリト」

王子ホールディングス傘下の王子キノクロス(営業部=東京都中央区、☎03・6327・1020)はこのほど、植物由来の新不織布素材「キナリト」の開発に成功した。
主原料はセルロースとポリ乳酸(PLA)であり、生分解性を有する。
既存の真空圧空成形機を用いて立体成形でき、プラスチック製の容器や梱包材の代替用途に適している。
繭のように柔らかな手触りと温かみのある風合いも特徴で、環境配慮とデザイン性を重視するアイテムなどへの展開が期待される。
また、消臭などの機能を持つ粉体のほか、従来廃棄されていた茶葉やコーヒーかすといったバイオマスを配合することが可能なので、機能性の付与や廃棄物削減など新しい価値の提案にもつなげられる。
素材名「キナリト」の由来は、木から成る素材であること、生成りの自然な風合いと優しい肌触り、木の繊維〝と″さまざまな素材の組み合わせ。
加えて「あなた〝と″一緒に環境問題に取り組みたい」との思いも込められている。
なお、バイオマス度は97%以上、バイオマスマーク商品の認定を申請中。

 

2022年4月4日包装タイムズ引用

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